マイニングPCを作る=投資ってどういう仕組み?

マイニングリグ

ビットコインを代表とした仮想通貨は投資対象として大変注目を集めています。そのため、仮想通貨を直接得る方法としてマイニングという手段も非常に注目されています。ここではマイニングを行う為のPCを保有することが何故投資となるのかを順を追って開設したいと思います。

マイニングそのものはすぐに始められる

マイニングはPCの演算能力を提供することなので、自分のPCが有ればすぐに始められます。更に効率良く行おうとするとパーツの交換やPCそのものの追加が必要になったりしますが、基本的にはPCが有ればOKです。

マイニングするほど仮想通貨が入ってくる

ここではマイニングの流れを説明していきます。まず貴方のPCでマイニングされた仮想通貨はプールと呼ばれる一時的な貯蓄場に預けられ、一定額がたまると貴方宛に振り込まれてきます。溜まった仮想通貨はQUOINEXなどの取引所を通して日本円や米ドルなどに換金します。 つまりマイニングで得た仮想通貨を日本円にする流れは、採掘→仮想通貨の振込み→取引所での換金、といった形です。 一方で、取引所での換金を行わなければ仮想通貨は手元に貯蓄されていくことになります。最近はビックカメラなど仮想通貨での決済に対応しているところも出てきており、個人レベルでも仮想通貨を何かの取引に使うことは可能です。

仮想通貨の価値は上下している

さて、ここが今回の肝です。仮想通貨も通貨である以上、相場が有り、その価値は常に変動しています。2017年仮想通貨が非常に注目されたのは、その価値が非常に勢い良く、しかも一本調子に上昇したからです。

イーサリアムのチャート

例えばこれは代表的な仮想通貨のイーサリアムの2017年のチャートです。徐々に上昇を続け、5月を境に急激に上昇しています。12月現在もまだ伸びており、2018年以降も上昇が期待されます。通貨の取引は、例えばFXの様にレバレッジを効かせて資金を増やして運用することで莫大な利益を作りますが、仮想通貨は値上がり率が非常に高く、特に工夫せず持っているだけでも資産価値が大きく増加する傾向に有ります。

勿論通貨の取引上、下落することは有りますが、マイニングは仮想通貨を積み上げていくので上がり調子の間は大きなリスク無く資産価値を伸ばしていくことが出来ます。

早く参入するほど儲かる

仮想通貨はまだまだ発展途上で、その価値は現在も伸びています。ということは投資対象としては安く手に入る今から保有しておいた方が将来的に大きな利幅を狙うことが出来るということです。値が上がりきってしまった後に大量に調達できても伸び代は多くありません。

またマイニングの特徴としては参入者が増えるほど、演算が複雑化し貰える仮想通貨の総量が減少していきます。つまりライバルのいない時期に参入しておくことがイージーに利益を上げられることに直結します。その点からもマイニングを始めるなら、早ければ早いほど良いと言えます。

既製品、メーカー品のマイニングPCって無いの?

マイニング自体がまだコアなPCユーザーの物なので、マイニングPCで検索してもほとんどの方が自作で組まれていますね。パーツ単位で調達していくのは効率よく性能を詰めていく上で重要ですが、自作PCの知識の無い方にはどこのパーツをいじれば良いのかさっぱりなのではないでしょうか。またパーツ単位での購入は当然組立てから保守管理まで自己責任です。

「機械を組み立てるなんて僕の専門じゃないよ!」という方向けにはBTOショップのVSPECのVSPEC-MULTIGPUが既製品としておすすめです。パーツ構成は全てショップ側が考えてくれているので、動作も間違いが有りません。価格も20万円から始まっており、自作と比較しても遜色無いレベルにコストを抑えられます。念の為、コストを下げる為OSがセット内から省かれていることに注意して下さい。完全に新規でPCを購入する場合は、カスタマイズボタンからOS(この場合はWindows10)を選択すると良いでしょう。