山本寛監督の進めるトワイライトコインってどんなもの?

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山本寛監督、及び同氏の主催するスタジオTwilight Studioは独自の仮想通貨トワイライトコインのICO構想を公開しました。ここではその内容と今後の流れについてまとめています。

トワイライトコインって?

Creator to Customerを実現することでファンのお金が直接制作サイドへ届く仕組みを作ることを目的としています。また個々のアニメプロジェクトへの資金流入額が増加することで、クリエイターの待遇が改善されることを効果の一つに挙げています。アニメ業界全体の待遇が向上することで、高いクオリティの作品を視聴者に還元するというのがトワイライトコインの基本理念です。

トワイライトコインそのものはアニメーションの制作に焦点を当てた仮想通貨ですが、これが成功すれば漫画やライトノベルといった他ジャンルでも仮想通貨を発行する流れにつながると思われます。

仮想通貨のICOって?

ICOはInitial Public Offeringの意味で、発行元が新規に資金を調達する手段です。ICOは基本的に仮想通貨で資金を集め、発行元は短期間に多額の資金を集めることが出来ます。

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先日はGACKT氏も仮想通貨のICOの構想を発表していましたが、ICOそのものは市場から資金を調達する手段として広く認知されています。

この場合は公開するTwilight Studio側にまとまった金額が入ることで、後のアニメーションを含めたコンテンツの制作に使われる物と思われます。

また、ICO段階の仮想通貨の入手額は比較的安価で、後々の値上がりを期待する投資家から注目を集めやすいのも特徴です。国内投資家の中には次のモナーコインを模索する方は多く、内容次第ではヒットする可能性は高いです。

クリエイター支援系の仮想通貨に将来性は有るの?

クリエイターが作品を公開し収益を得るための仮想通貨として開発されたものにTRONが有ります。こちらは既に時価総額1兆円で仮想通貨時価総額ランキング世界12位になっています。なのでクリエイター支援という名目で仮想通貨を発行した場合の将来性はそれなりに有ると言えるのではないでしょうか。

また国産仮想通貨のモデルケース兼将来的なライバルとしてモナーコインが一般に広く取引されています。こちらは現在600億円で世界55位の仮想通貨です。国産仮想通貨の成功例が少なく、英語圏の仮想通貨に遅れる傾向が有りますが、それでも一定の水準に達することはできるという好例です。

消費者側で準備できることは有る?

Twilight Studio側では、2018年にトワイライトコインの今後の開発スケジュールをまとめたホワイトペーパーを公開、実際の資金調達は春以降を予定しています。

ICO自体は仮想通貨でお金を集める為、応援したい消費者サイドにはビットコインなどの仮想通貨の準備が必要です。投資目的ではなくICOに参加するだけなら、あまりマイナーな仮想通貨を保持しておくよりは、仮想通貨最大手ビットコインを保有しておけばまず問題は有りません。またビットコイン自体も相場が上昇しており、今の内に換金しておけばより多くの資金を手渡すことが可能です。

ビットコインの購入と送金は取引所に口座を作ることで行います。今回それほど急ぎでは有りませんが、比較的スムーズに口座が作れる上、高いセキュリティを確保しているところだと、国内ではbitFlyerがまず挙げられます。ユーザー数でも日本一で、初めて口座を作る取引所としては間違いない選択肢です。

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