仮想通貨暴落でも保有者が全く焦らない理由とは?

仮想通貨暴落でも保有者が全く焦らない理由とは?

2018年の1月16日は正月の上昇ムードが一転、中国・韓国のニュースをきっかけに仮想通貨が暴落することとなりました。かなり急激な下落となり、SNSを中心に悲鳴を上げる方もいましたが、意外に致命傷に至った人は少ないようです。その理由をまとめてみました。

仮想通貨は現物取引が基本

仮想通貨は日本円と1:1でトレードする現物取引が基本です。現物取引の場合、仮に価値が半分なっても評価額が半分になるだけで借金を背負うことはありません。仮想通貨はどこか特定の企業が管理・運営しているサービスではないので、ある日突然0円になるということも無いです。
ですから今回含み損を抱えた個人投資家も、単純に待てば良いと考えて静観しています。仮想通貨市場は右肩上がりなのでビットコインやイーサリアムなど堅調な銘柄は一時的に下落しても放っておけば戻るからです。実際、これまでも何度も下落を跳ね返しています。

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ビットコインの値動きのグラフです。年単位のスパンで見ると時に大きく下落しているのがわかります。しかし形としては右肩上がりで復調しています。

また今回の下落は仮想通貨そのものに起因する下落ではありませんから、極端な話いつかは下落が止まります。仮想通貨には主に2種類のプレーヤーがおり、数日から数週間で売買する短期筋と滅多なことでは売らない長期筋です。突発的なニュースが出ると短期筋が売っていなくなりますが、長期筋は売らずに値下がりきったところでむしろ買いますので一定の水準で止まります。
実際、今回の下落前に価格を落としていた銘柄は短期の売り手不在で大した値落ちも無くやり過ごしています。

FXユーザーは死んだ模様

しかし資金を借り入れ、自分の実力以上の金額を動かしていたFX勢はそれほど簡単ではありません。仮に元資金の10倍の金額を動かしていたら10%の下落でも致命傷になりかねません。特に今回は50%近く下げたため、FX勢の受けたダメージは間違いなく甚大です。

一定以上の赤字が累積することで、取引所から強制決済されてしまうと取り戻すのは非常に困難です。FXの世界では50万円を100万円にする方が、100万円を50万円にするより難しいからです。元々仮想通貨の世界はボラティリティが高く、利益を出しやすい代わりにふとしたきっかけでロスカットが起こる玄人向けの相場になっています。

無理なく増やしたいなら現物取引

ドル円など基軸通貨の通貨ペアでは現物取引で大きく増やすのは不可能です。ただし仮想通貨市場は年間数十倍に値上がりする銘柄がほとんどで現物取引でも十分利益は上げられます。投資家側はリスクを抑えて大きく儲けられるため、取引所の利益率はFXのそれに比べて小さいと言われています。稼ぎすぎてアカウントロックされた・・・という例も聞くくらいです。
なので1年後2年後生き残っていることが目標なら現物取引でトライするのが良いと思います。FXに関しては非常に短期間に稼ぎたい場合、有効です。

現物取引派はbitFlyer

基本的にどこの取引所でも現物取引は可能です。その中でもbitFlyerはセキュリティ強度が非常に高いところで、多額の資金を預ける先としても国内取引所屈指のレベルに達しています。現物取引はどうしても長期間保有して稼ぐスタイルになるため、盗難防止機能の充実したbitFlyerが一番安心感が有ります。

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