激突!つみたてNISA対積立ビットコインで比較してみた

激突!積立NISA対積立ビットコインで比較してみた

2018年話題のつみたてNISA。節税効果が高く、長期的な運用方法として注目されています。一方、大きな値上がりが期待できるとして話題の物にビットコインが有ります。ここではどちらが積立に適しているのか比較してみました。

積立NISAは長期型

積立NISAの良いところは利益に税金がかからないことです。年間40万円の投資額内で発生した利益に関しては約20%の税金が免除されます。仮に20万円儲かれば4万円分の節税効果が有ります。
更に積立期間も最長20年、累計800万円まで投資できるので、老後資金の形成手段としては非常に有り難いサービスです。日本に住む20歳以上の方なら誰でも始められる点も良いですね。

積立ビットコインは短期型

NISAに対してビットコインはどちらかというと短期型、長くても3年くらいの運用を想定しています。これは多くの市場参加者にとってもそうでしょう。というのはビットコインの適正価格がどの辺りに収まるのか、誰にもわからないからです。今はどちらかというと短期的な値上がりを期待する参加者の方が多く、NISAの様に10年スパンで持ち続けたいという人は珍しいです。老後の資金を作るというよりは、今必要なお金を作るのが積立ビットコインの特徴です。

税制の優遇度合いはかなり異なる

先ほど書いたとおり、積立NISAは決められた投資額で運用する分には非課税です。これは税制上優遇処置を受けているからで、利益が出ても税金がかからないのは非常に嬉しいポイントと言えます。

一方、ビットコインの利益は原則課税対象です。住民税10%に加えて、利益額に応じた所得税がかかります。これは金額によって5~40%と開きが有りますが、1000万円以上の稼ぎが有るなら最大の税率も覚悟しないといけません。
ただし、ビットコインも日本円に戻して利益確定するまでは税金は発生しません。なので5年後まで換金する予定が無いなら、少なくともそれまではどれだけ儲かっても税金は発生しません。

どっちが儲かりそう?

まずつみたてNISAは税金がかからない代わりに年間利回りは5%くらいと言われています。つまり100万円の元手に対して5万円の計算になります。この5万円は勿論非課税ですからそのまま手に入ります。
一方ビットコインの2017年の年間成長率は2000%でした。積立ではこれを丸々手元に収めることが出来ませんが、それでも半分の1000%は可能でしょう。2017年も同じくらいの成長なら利益額は1000万円になる計算です。仮に最高税率で税金を支払ってもNISAより余裕で儲かる計算です。
ただしこれが10年間続く保証はないため、やはりビットコインへの投資は短期型と言わざるを得ません。

どこで積み立てられる?

つみたてNISAは多くの証券会社で取り入れられていますが、ユーザーの間で比較的人気が有るのは楽天証券です。
ビットコインの積立サービスを行っている仮想通貨取引所は日本で唯一Zaifだけになります。ここでは毎月1000円から定額を積み立てていくことが出来ますので、少額からのスタートも可能です。

Zaifの無料口座開設はこちら