電子書籍を扱うツールとしては長い歴史のあるKindle。
今回は最もベーシックなモデルを紹介していきたいと思います。現在も頻繁にマイナーチェンジを繰り返しているモデルで、年々改良が加えられています。
液晶はモノクロ
まず
Kindleは読書に特化した性能を当初から売りにしていま
す。
その為、写真や動画の画質の良さを売りにした
iPadと違い、
モノクロのe-inkスクリーンを搭載するという潔さです。
カラーの雑誌などには向きませんが、
その分紙の質感を損なわずディスプレイで本を読むのは味気ないと
いう方にもおすすめ出来る画質を獲得しています。
また設計上、バッテリーへの負荷が少なく、フル充電から数週間もつのは非常に優れた特徴です。一般的なタブレット端末はどうしてもスマホ+αくらいの持ち時間ですが、Kindleはかなり長いです。
読書の使う場合、
長時間端末を持っていないといけないので重量が大きなポイントに
なってきます。せっかく使いやすくても持っていて疲れるのは・・
・と懸念される方でも、
Kindleは安心して使って頂けます。
Kindleの重量は161gで、
これは同サイズの一般的な
タブレットの半分ほどです。
かなり割り切った設計にしたことが効いているのでしょうね。
サイズは160mm×115mmで、少し大ぶりな文庫本くらいの大きさです。これなら通勤・通学のバッグにもスッキリ収まります。
安い
これは基本モデルなのでラインナップ中でも一番安価、
定価8980円に設定されています。
更にプライム会員に登録することで4000円オフになることから
、5000円以内に収まる戦略的な価格設定が魅力です。
ただし、漫画を主に読む方は上位モデルのPaperwhite漫画モデルも検討してみて良いかもしれません。Kindleは数千冊の文庫を保存可能ですが、漫画はどうしてもファイルが大きくデータ容量を圧迫しがちです。Amazonがわざわざ用意したモデルなので間違いがありません。
fireとどっちが良い?
いわゆる
iPadに代表される多目的に使える
タブレット端末を考えている方はf
ireの方が良いでしょう。
Kindleは正確にも読書特化の端末で映画を見たりといったマ
ルチメディア機能を売りにした製品では有りません。実際e-
inkスクリーンは表面がつや消しになっているため、
映画など
コントラスト重視の用途に使うにはやや見劣りしてしまい
ます。
Kindleの魅力はコンパクトなボディに多数の本を収納できること、e-inkスクリーンを採用したことで紙の本の質感に近づけ優れた読書体験を提供していることです。またタブレットに比べると長時間の読書を想定した端末になっています。
プライム会員は必須?
これに関しては正直必須ではありません。ただし、
前述の通り大幅な値下げがあること、
加えてプライム会員は
電子書籍が毎月サービスされるなど、
Kindleを使う上で手厚いサービスを受けられます
。読み放題の
Kindle Unlimitedもスタートしたので、
Amazonの有料サービスは一応チェックしておいたほうがベターと言えます。
ちなみに月額料金の負担は定期的にAmazonを利用する方はお急ぎ便ですぐに回収可能です。