こんにちは。
今日は2019年上半期に注目されているライトコインの半減期について解説します。既に他の仮想通貨を引き離すペースで上昇しているライトコインですが、半減期に向けてまだまだ上昇しそうです。
仮想通貨の半減期とは?
仮想通貨の多くは、マイニングという採掘方法で新しく市場へ発行されていきます。
半減期とは、その採掘量が半分になる時期のことで、数年に1度のペースで実施され、その通貨の希少性を高めています。
ちなみにビットコインの次の半減期は2020年、そして今回のライトコインが2019年に予定されています。
ビットコインより先にライトコインが半減期
ライトコインは2015年に1度半減期を迎えており、2019年は2度目です。スケジュール的にビットコインより1年早く半減期を迎えることになります。
今回の半減期におけるライトコインの値動きは、翌年のビットコインでもある程度同じ動きとなるはずなので、見ておいて損は無いでしょう。
半減期には価格上昇が起こる
なぜ半減期が注目されるのか?
それは半減期に向けて相場価格が上昇するからです。ビットコインでもライトコインでも、過去の半減期では価格が上昇しています。
半減期以降、マイナー報酬が半分になるため、当然市場に新しく流通するライトコインの量は減少します。希少性が高まるため、価格の上昇圧力がかかるわけです。マイナーとしても支払われる報酬が半減して、相場価格がそのままだと旨味が無いので、とにかく半減期の前後は市場参加者全体として上方向へ向かいやすくなります。
2019年のチャートを見てみましょう。年明けまでは他の通貨同様、底値圏を這っていましたが、一旦反発を見せると3倍以上に値上がりしました。正直ライトコインは2018年中の値下がりがかなり激しく、個人的にも終わったと思っていましたが、半減期を前に完全に息を吹き返した形です。
多くの通貨が未だ伸び悩む中、ライトコインの躍進ぶりは異常と言えるレベルです。
8月に半減期を迎える予定
先に述べたとおり、半減期はブロックチェーン上のブロックが決められた数を生成されて起こります。なので具体的な日にちというのは生成速度によって多少前後します。
幸い、いくつかのカウントダウンサイトで現在のチェーンの状況を元に日にちを算出しています。これを書いている6月時点で8月6日の予定です。半減期を前に取引が活発化し、ハッシュレートも史上最高を記録しているので、これよりも早くなるかも知れません。
よって、現在の値上がりはここへ向かって一直線に伸びていくものと思われます。
既にライトコインの上昇率はビットコインを超えています。今年はイーサリアムやリップルと言った主要なアルトコインの価格の伸びが鈍く、メジャーな仮想通貨でビットコインより価格が上昇している通貨が少なかったりします。
その中でも特に堅調なのがBinanceの基軸通貨のBNBや、今回半減期を迎えるライトコインです。これらはビットコインの倍の伸び率で、2019年に急激に価格を伸ばしている状況です。
どのくらい上がりそう?
価格が上がるのはわかった、ではどこで利益を確定すれば良い?というのは誰でも思うことかと思います。
個人的には1LTC当たり2万円は一つの利益確定の目安かな、と考えています。ライトコインが史上最高値を更新するには3万5000円くらいにならないといけないので、結構控えめな予想です。強気派は最高値を超えて4万円まで上昇することを希望しているでしょう。
また過去の事例から半減期を過ぎると事実の売りで値下がる傾向が有るので、半減期前には一旦利益確定したいところです。
なお、最近出たアナリストの予想では6月から7月にかけて更に2倍になる、という意見も出ているので、それが実現すると2万5000円くらいになります。
いずれにせよ2万円を見るまでは握りしめておいて良いと思います。繰り返しますが、最高値の更新まではまだかなりの値幅が有ります。
実は僕は半減期の値上がり論について少し懐疑的なので、今回も直前まで他の通貨に集中投資しており、やや出遅れてしまいました。それでも総資産を3割増しにするくらいの上昇幅は取れたので、半減期当日を迎えるまで、ライトコインをHODLしておくのは悪い戦略では無いと思います。
これから買いたい人は?
ここまで述べたとおり、ライトコインを買うには今は丁度上り調子の良いタイミングです。まだ仮想通貨を買ったことの無い人も、この機にライトコインを買い始めるのは全然有りです。
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