今年アフィリエイトで稼いだ人はクラウド会計ソフトで確定申告の準備を。

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ブログで収入を得るという方法は最早一般的なこととなってきました。更に昨今ではYouTubeなどのSNSを経由してマネタイズされる方も多く、本業とは別に結構な金額を貰っている方も多いと思います。ただし一定以上の金額を得ている場合は国に収入を報告する義務が有るので注意が必要です。

20万円以上の収入が有ると危ない!

もし一年を通じて収入が20万円以下、あるいは赤字で有る場合は確定申告の必要は有りません。ただしこれを超えると確定申告の必要が有ります。 自分が確定申告をするかしないかを判断する上でも、日頃からお金の出入りを記録する癖を付けておきましょう。同時に領収書なども保管しておくことをおすすめします。

クラウド会計ソフトを利用する

帳簿を付けると言っても何もノートに手書きする必要は有りません。今はパソコン上にデータを保管するクラウド会計ソフトが登場しており、クレジットカードの利用履歴との連携も可能で、外注費なども簡単にリストアップすることが出来ます。またクラウドサービスは相手サーバーにデータが保存されることで、こちらのパソコンが故障してもデータを失うことが有りません。相手が何重にもデータをバックアップしてくれるクラウド会計ソフトは、大事なデータを保管する上で非常に有り難いサービスです。

ちなみにクラウド会計ソフトも幾つかパターンが有りますが、私はクラウド会計ソフトにはGoogleの社員が開発したfreeeをおすすめしています。個人的にfreeeを推しているのが操作法が直感的でわかりやすく、自身の収入と支出のバランスもリスト化してくれるため、管理が非常に容易というのが挙げられます。

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freeeはクラウド会計ソフトの中でもシェアが特に大きいのも特徴です。利用者が多い分、管理方法の小ネタだったり、便利に使うノウハウが豊富にネット上に公開されているのはやはり強いです。逆にマイナーなソフトは使い方に困っても中々解決法が発見できないことも有ります。 なお、freeeには有料版が存在します。確実に来年確定申告する予定が有り、書類の発行や長期間のデータ管理が必要な方には有料版がおすすめですが、日々のデータの管理だけで確定申告までされない方は無料版でも十分です。

白色会計と青色会計って?

確定申告の際、白色会計と青色会計という2つの方法が有ります。白色会計は手続きが簡易なため、収入が少ない、あるいはあまり多くの取引先が無く複雑な計算が無い場合はこちらがおすすめです。例として、アフィリエイト次第では収入の発生元がGoogleAmazonしかない場合は、そこまで複雑な帳簿にならないので白色会計で十分でしょう。ブログも無料ブログを使う限りは経費らしい経費は発生しません。個人的には年間の収益が100万円以下の個人アフィリエイターは白色会計で十分だと思っています。

一方で青色会計は年度の初めに事前に申請が必要などやや手続きが煩雑な分、節税効果が大きいです。最大65万円の控除を受けられるのですが、帳簿の作成に簿記の知識が必要で、実際かなり稼いでいるアフィリエイターでも白色会計で確定申告をしている方がいます。 また青色申告は3年間赤字を繰り越せるというのも大きな特徴です。仮に2年目に大きな収益が出ても、1年目の赤字と相殺することが出来ます。事業を始めてすぐなど、大きい赤字が発生することがわかっている場合は青色申告で確定申告をすると節税効果を得る事が出来ます。

この様に積極的に節税効果を狙うなら青色申告がかなりおすすめです。ただし、事前に申請が必要なので、年末の時期に「よし、今年は沢山儲かったから青色申告で確定申告しよう!」とはいかないので注意が必要です。