仮想通貨投資の始め方。2018年も相場は上昇する?

仮想通貨投資の始め方。2018年も相場は上昇する?

2017年に続き、2018年もビットコインを初めとした仮想通貨の相場は上昇すると予想されています。国内でもビットコインで億万長者になった方が出現しており、今後もその数は増えると予想されています。

仮想通貨はどのくらい伸びているの?

2017年初めに1ビットコインは10万円の値が付いていました。それが12月には220万円に到達しています。単純計算で22倍に伸びたことになります。こうした急激な値上がりで莫大な利益を得た人は多く、例えばFacebookの設立に関わったウィンクルボス兄弟は2013年頃にビットコインへの投資を始めており、その時の投資額は現在1100億円以上に評価額が上昇しています。日本でも堀江貴文氏などITに強い著名人を筆頭に億単位の収益を上げていると報告が上がり、その存在が注目されるきっかけとなりました。

2018年以降もビットコインは現在のレートの5から10倍以上に伸びるという強気の予想がなされており、まだ価格の上がっていないマイナーな仮想通貨も大きく伸びると期待されています。そのため、一攫千金を狙う投資家の中には、これらのまだ知名度の低い仮想通貨を好む傾向が有ります。

まずは取引所に登録

さて、仮想通貨の可能性はこれくらいにして、実際に自分で仮想通貨を売買するにはどうするのかというステップに入っていきます。
仮想通貨も株式同様、取引所に口座を作らなければいけません。東証1部にも上場しているGMOインターネットグループが運営しているGMOコイン、いち早く取引所の運営を始めたビットフライヤー、幅広い銘柄の取引が可能なZaifなど、それぞれ特徴が有りますが、最初はサービスの歴史の長いビットフライヤーが良いと思います。マイナーな仮想通貨にもチャレンジしたいならZaifも良いですね。口座の開設は無料ですから、もちろん複数作っても構いません。維持費もかからないです。しかも各取引所で取扱い銘柄に差が有るため、最初から複数口座を作っておくことをおすすめします。

優先度的には、下記の順です。

1.ビットフライヤー

2.Zaif

3.GMOコイン

口座開設のステップ

これをしないと運用するための資金を振り込むことができないので、まずは口座を作る必要が有ります。とはいえ難しいステップは有りません。必要な書類を送るための住所や、振込に使う口座情報を順に登録していきます。
例として、GMOコインの全ステップは以下の順に行われます。

ステップ1:口座開設フォームからメールアドレスの登録
ステップ2:受信メールのリンクからパスワードの登録
ステップ3:ログインと個人情報の登録 
ステップ4:本人確認書類の提出
ステップ5:郵送でお受取りになった口座開設コード入力と2段階認証

本人確認書類は免許証などで構いません。また、郵送による口座開設コードが届くのを待つ必要が有るため、投資を急ぐ方はまずは口座だけでも早めに作ることをおすすめします。

購入は現物取引が安心

口座が開設されたら、資金を振り込んで仮想通貨を購入する段階となります。ここで多くの方は2つの選択肢が有ります。

一つは市場のレートに合わせ、日本円と仮想通貨を1:1で売買する現物取引、もしくはレバレッジを効かせて実際の資産の最大25倍の資産を動かす信用取引(FX)です。
より初期資金の少ない若年層ほどリターン重視でFXを好む傾向に有り、ある程度まとまった資金を動かせて堅実に利益を取っていきたい中高年以上の方はローリスクな現物取引を好む様です。ただし仮想通貨の値動きは大きく、現物取引でも十分な利益を上げることは可能です。
またコインチェックの様にクレジットカードで入金できるところも有りますが、手数料が10%近い高額な料率に設定されているため、銀行振込で入金することをおすすめします。

おすすめの仮想通貨

ビットコイン

市場参加者の多いビットコインは仮想通貨の中では比較的乱高下することが少なく、投資手法を誤っても大きな損失の出にくい通貨です。
相場も安定した上昇基調に有り、初心者が一番初めに購入してみるには一番適した通貨と言えます。ただし最も名前の知られた存在だけに今後瞬間的に数十倍になるようなハイリスクハイリターンを好む層には物足りないかも知れません。

イーサリアム

ビットコインに続く市場第2位の取引規模を持った仮想通貨です。ビットコインに比べるとそれほど値も上がっておらず、2018年以降の大きな伸びが期待できます。イーサリアムの高度なネットワーク技術を利用したオンラインゲームへの決済の利用など、通貨としても機能し始めており、ビットコインを除けば、最も信頼性の高い仮想通貨と言えます。

リップル

リップルは銀行間の決済手段として注目される仮想通貨で、国内でも三菱東京UFJ銀行やみずほ銀行、ゆうちょ銀行など大手金融機関がリップルを採用することをアナウンスしています。
国内投資家の中にはリップルを推奨する方は多い反面、これまであまり積極的な値上がりは有りませんでした。が、2017年12月についに3倍以上の急激な値上がりを見せ、多くのリップル保有者が報われる結果となりました。
仮想通貨は他には無いハイテク技術で構成されている物が有り、唯一無二のテクノロジーを持っている仮想通貨は大きく伸びるということを示す例となりました。