2017年、ビットコインのFXで大金を稼いだというアマチュア投資家が数多く出現しました。そして実際にドルやユーロのFXからビットコインのFXに移行した方もいます。何故これほどビットコインFXが注目されるようになったのでしょうか?
為替市場の値動きが鈍い
2017年はトランプ大統領の経済政策で株式･為替の両方で荒れると予想されましたが、終わってみると意外な程無風で落ち着いた1年となりました。FXの代表格であるドル円なら107円から114円の間の値動きに終始し、1割も動いていません。
値動きが無いとFXは稼ぎ辛い
そもそもFXというのは特定の通貨の価値が上下することで利益を出す仕組みです。100円で買った1ドルが120円になった時に売れば理論上資産額は2割アップします。FXは自己資金を最大25倍にすることで大きな利益を出せるというのが最大の売りです。少ない資金からでも始められるので、若年層でも始めやすくなっています。私も最初に取引を始めたのは大学生の頃でした。
ただ、値動きが無くなると稼ぐのが非常に難しいです。
そこでビットコインが注目されました。ビットコインは2017年に約20倍上昇しており、もし25倍の掛け金で投資していれば単純計算で500倍です。ビットコインは急激な値動きが特徴で、そこが激しい値動きで一攫千金を狙うFXのトレーダーに受け入れられた点です。
24時間365日取引可能
この点は地味に大きい違いです。市場が閉まってしまう土日や年末は株式や為替は強制的にお休みです。しかし仮想通貨にはそれが有りません。土日でも普通に大きく動くため、サラリーマンでも参加しやすいのは嬉しいポイントです。今年も年初から50％以上上げた通貨が多々有り、休みでもガンガン増えます。
ビットコインの取引所もFXに対応
国内のビットコイン取引所のほとんどが既にFXに対応しています。GMOコインやQUOINEXなどは通常の通貨同様25倍のレバレッジが掛けられる取引所として人気が有ります。FX歴の長い方には、馴染みの有るGMOコインはやはり定評が有りますね。スプレッドの狭さでQUOINEXもおすすめです。
自己資金が小額ならビットコインFXは有り
いくらビットコインの値動きが激しいとはいえ、流石に1万円の自己資金で初めても増える額はそんなに大きくはならないです。そういう方がFXで自己資金の少なさを補うというのは別に悪いことではないと思います。
ただし、上下に振り幅が大きいので、あまりロスカット率の制約が高いところはおすすめしません。GMOコインはその点ゆるくなっています。
