12月22日・23日の大暴落に学ぶ仮想通貨でロスカットされない方法を考察してみた

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12月22日から23日は大幅に相場が下落し、クリスマス前の楽観的な空気が一変してしまいました。シーズン的にもボーナスをFXで運用していた方は多いと思うので、思わぬ打撃を被ったのではないでしょうか。今回の教訓に学び、ロスカットされない方法をまとめてみました。

レバレッジには注意が必要

"この辺にぃ、下落の危険性、来てるらしいですよ?"

"あっ、そっかぁ"

現在仮想通貨のFXではレバレッジは5倍から25倍までかけることが可能です。下限はビットフライヤーGMOコインなどで対応が分かれていますが、25倍という上限は法律で決まっています。通常、レバレッジを多く掛ければ掛ける程、利益が増大する傾向に有ります。これは既にFXでの取引経験の有る方は感覚で理解しているかと思います。

一方、本来の資金力以上の取引をしている為、損失も膨らみやすいのが特徴です。今回は特に一気に下落した為、証拠金以上のマイナスとなった方も多かった様です。レバレッジをかける際はいかに損失を抑えるかがポイントとなります。

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これは今年のビットコインのチャートです。一見右肩上がりに見えても、実は小刻みに上下しながら上がっていることが分かります。この値幅をボラティリティと呼びます。レバレッジをかける際の注意点は、上昇方向に賭けても一時的な下落でロスカットされることが有るということです。これを防ぐ方法を下記にまとめます。

レバレッジを下げる

一時的な下落にも耐えられる様にレバレッジを下げます。出来れば5倍くらいの運用がベストです。常時25倍で長期保有するのはリスクが高すぎます。それでも今回の様に40%近い下げではロスカットされてしまう可能性は残りますので注意して下さい。

損切りラインを設ける

"損切りラインはこ↑こ↓"

残念ながら自分の読みが外れて相場が逆の方向に動くということは往々に有ります。またレンジ相場になり、全く動かなくなることも多いです。そういう予測不能な事態に陥った時の為に、一定額の損失が出た時は損切りを行うとルールを設定しておくのがベターです。

各取引所には自動で損切りできる様に指値注文出来る機能がついています。ストップリミットやOCO注文と呼ばれる機能がそれで、一定額に達したら自動で損切りを行ってくれます。仮想通貨は24時間365日動いているため、相場を確認できない時に急変することが有ります。そういう時に損失を抑えることができるので、大変便利です。

大きな流れが出来た時だけ注文を出す

今回の様な市場が急変する時、あるいは一方方向へ強烈なトレンドを出る時というのが、相場を見ていると必ず有ります。こういった場の流れがハッキリしている時は、そちらに付いていくのが利益を上げるコツです。逆にいうと、こうした流れが出ていない時に何となく買うのを止めるのが負けないコツとも言えます。FXは小額でもすぐに多額の利益が出るため、常に注文を出しがちですが、明確な流れが出ていない時に参加するのはとても危険です。

取引所を変えれば勝てる?

例えばGMOコインでFXをやっている方がビットフライヤーに移れば勝てるか、という話ですが、勝率にはそれほど影響はしないと思います。ただしビットフライヤーのLightning FXは移動平均やボリンジャーバンドといったテクニカル分析を行いやすい設計になっている為、判断材料は多いです。後はスプレッドが安いとデイトレードで利益を出しやすい、といったことも挙げられます。

mining-coin.hatenablog.com後、GMOコインに関しては最近ユーザーに不利になる規制が多過ぎるため、ビットフライヤーを始めとした他の取引所も検討してみるのは有りかなと考えています。

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